地域にとって唯一無二の水源林を
次世代に引き継ぐために

対象林は、山口県と島根県の県境にまたがる木谷山林(岩国市錦町)と王泊山林(島根県吉賀町)の森林1,372ha(総じて「木谷山林」)です。江戸時代に岩国藩を治めた吉川家が取得し管理してきたこの山林を、当社は昭和22年(1947)から引き継いで、管理してきました。
木谷山林は、山口県を代表する大河で清流の錦川の支流・木谷川と島根県の清流として名高い高津川の源流域に位置し、優れた水源涵養を発揮する森林(緑のダムと言われるブナの原生林を含む)です。当社はこの水源林を守り、流域の自然保護と人々の暮らしや経済活動に、とても重要な役割を果たしてきました。
しかし、林業を取り巻く経済環境は厳しさを増しています。Jクレジットのご購入により、この貴重な水源林を次世代に引き継ぐ役割を共有していただける企業様を、広く募っています。

プロジェクトの特長

錦川下流域・岩国市
高津川中流域・アユ漁
錦川は、全長110kmに及ぶ山口県最大の二級河川です。流域の自然環境の保護や人々の暮らしと農業・経済活動に欠かせない水を供給しています。木谷山林はこの錦川の支流・木谷川の水源域に位置しています。
また、高津川は、島根県西部を流れる全長81kmの一級河川です。支流を含めてダムがなく、水質日本一(国土交通省)に何度も輝いたことのある清流です。この河川もまた、流域の暮らしや経済を支えています。王泊山林は、この高津川の支流・蓼野川の水源域に位置しています。
さらに、林野庁指定の水源涵養保安林として、森林の土壌により雨水を蓄えて、急激な河川への流出を抑え、洪水の発生を防ぐ役割も担っています。
当プロジェクトは、森林管理によりCO2の吸収に寄与し、地球温暖化防止に貢献すると共に、河川流域の暮らしと経済を支える重要な役割を担っているのです。
※吉川山林は林野庁長官より「全国水源の森百選」に認定されています。 ・「木谷山林」の詳しい情報はこちら >>
男爵・吉川重吉卿
旧岩国藩主吉川家の一族で外務官僚、後に貴族院議員として活躍した男爵・吉川重吉卿の助言を受けて、明治36年(1903)、吉川家は木谷山林を購入し、森林の管理を開始しました。
昭和22年(1947)には、当社を設立してこれを受け継ぎ、伐採から造林・育林、木材運搬に至るすべてを手がけてきました。
昭和51年(1976)には森林施業計画(現・森林経営計画)を樹立。公益性を重視した森林経営に早くから取り組んでいます。
吉川家の森林取得から絶え間なく続く森林経営は、120余年に渡ります。当プロジェクトはこの実績と信頼に裏打ちされています。
平成6年(1994)以降、木材価格は下がり始め、現在もなお低迷が続いています。厳しい経営環境にあっても、保安林制度や森林経営計画制度に基づく補助金を活用しながら、健全な森林を維持してきました。
しかしこのままでは、木谷山林を現在の姿で次世代に引き継ぐことは難しいと言わざるを得ません。
木谷山林は地域にとって唯一無二の水源林です。これを健全な森林として未来に引き継ぐために、Jクレジットの収益を森林経営のさらなる充実のために活用いたします。
Jクレジットフローチャート

プロジェクト計画書

吉川林産興業株式会社は、2023年11月に「森林管理プロジェクト」をJクレジット制度に登録申請し、2023年4月1日より認証期間が開始され、プロジェクトを継続運営しています。

Jクレジットに関するお問合せ

TEL.0827-41-0002(平日9:00~17:00)
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